エースFW大迫勇也、4年前の“まさかの苦戦”払拭へ 「前回から立場は違うわけで…」

日本代表FW大迫勇也【写真:Football ZONE web】
日本代表FW大迫勇也【写真:Football ZONE web】

10日のW杯予選ミャンマー戦へ、「チームとしてどう対処していくのかが大事」

 森保一監督率いる日本代表は10日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選初戦ミャンマー戦(ヤンゴン)を控えるなか、8日に試合会場となるトゥウンナ・スタジアムでトレーニングを行った。エースFWは“まさかの大苦戦”を強いられた前回大会のアジア予選初戦を振り返りつつ、「前回とは立場が違う」と力を込めている。

 日本代表のアジア2次予選で思い出されるのが、2015年6月16日のロシアW杯アジア2次予選初戦シンガポール戦(埼玉スタジアム)だ。23本ものシュートを放ちながら決定打を欠き、最後まで崩しきれずに0-0ドロー。ベンチスタートとなった大迫は後半16分から途中出場したが、ゴールを奪えないまま試合終了のホイッスルを聞いた。

 当時の“苦戦”を知る大迫は、ミャンマー戦について「もちろんそういう試合も起こり得る」と指摘。そのうえで「チームとしてどう対処していくのかが大事。慌てずに、時間は90分間あるからしっかり臨みたい」と続け、相手の対応を見極めながら攻略法をいかに見つけるかを勝利のポイントに挙げている。

 4年前のシンガポール戦から、大迫自身の立場も大きく変化した。今や押しも押されもせぬ森保ジャパンの絶対的エースとして君臨しており、5日の国際親善試合パラグアイ戦(2-0)でも先制ゴールを決めて勝利に貢献。その存在感は群を抜いており、本人もチーム内における役割の重要性を自覚している。

「前回から立場はやっぱり違うわけであって、しっかりとチームが勝てるように全力を出すだけ。勝つことがすべてなので」

 4年前の一戦を教訓にゴールラッシュが見られるか。大迫を中心とする日本の攻撃に期待が懸かる。

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(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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