恐喝容疑の渦中にあるベンゼマが事件後初の2発! 「BBC」揃い踏みのレアルが大勝

存在感の大きさは改めて示したが…

 レアルのフロレンティーノ・ペレス会長は「善意による仲介」と、エースストライカーの潔白を主張しているが、ヴァルブエナが「騙されていた」「最悪な人間にもこんな仕打ちはしないはず」と激白するに至り、ベンゼマの立場は一気に悪化。フランスのマニュエル・ヴァルス首相も「偉大なスポーツ選手は模範的でなければいけない。それができないのなら、フランス代表に居場所はない」と明言し、ベンゼマの代表追放を命じている。

 有罪となれば禁錮5年の実刑判決が下される可能性のあるストライカーは、フランス地元テレビのインタビューで「仲介」と主張。来年にフランスで行われる欧州選手権で、同国代表の一員として優勝したいという希望を口にしている。

 フランス国内ではベンゼマの代表追放に賛同する声が圧倒的多数を占めているが、そうした中でストライカーは2発を叩き込み、存在感を改めて示した格好だ。

 レアルは先月のバルセロナとのエル・クラシコで0-4という歴史的惨敗を喫し、スペイン国王杯カディス戦でも出場停止だったはずのロシア代表MFデニス・チェリシェフを先発させ、快勝しながらも失格処分を命じられるというよもやの失態を犯したばかり。負の連鎖に陥りかけていたが、前半35分にはロナウドのアシストからベイルが左足でビューティフルゴール。同38分にはロナウドがダメ押し弾を決め、前半で4−0にリードを広げ、試合を決めた。

 頭文字から「BBC」と呼ばれる強力3トップが活躍したレアルは疑惑のストライカーの2発と、この快勝劇によって浮上のきっかけとできるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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