トラブル続きの”白い巨人” 今夏以降にレアルが犯した「6つの失態」とは?

移籍市場での大失敗とスキャンダル

 2番目に取り上げられたのは、夏の移籍市場で獲得交渉が成立していたマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの登録ミスによる移籍白紙劇。「デ・ヘアのファックス大失敗」との見出しが付けられている。

「ファックスが、このマドリードの失敗の主人公となった。ファックスが時間通りに届かず、マドリードはダビド・デ・ヘアと正式契約ができず、マンチェスター・ユナイテッドはケイラー・ナバスを獲得できなかった。両クラブはなじり合ったが、この特殊な惨劇の大部分の責任を負うべきはマドリードだった」と、寸評では厳しく指摘。カシージャスを放出してまで正守護神の座を空けたレアルだが、移籍で合意に達しながらも登録が遅れ、急転破談に。今夏の移籍市場最大のドラマとなった。

 続いてエースのクリスティアーノ・ロナウドの、長引く去就問題もノミネートされている。「ロナウドは継続的に『将来は他のクラブにある』と仄めかしている。パリ・サンジェルマンと特に浮気している。クラブはモロッコへの頻繁な旅行にも懸念を強めている。ラファエル・ベニテスとの関係も、良く言っても『ぎこちない』というところだ」と、不穏な空気をレポートしている。

 そして4つ目が、フットボール界を震撼させているFWカリム・ベンゼマの恐喝事件。これも当然、クラブのスキャンダルの1つと同紙ではみなされている。

 

「ベンゼマに関しては、公的な手続きが進められている。マテュー・ヴァルブエナのセックステープスキャンダルにおける恐喝の共謀罪で起訴されている」

 

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