「日韓関係悪化も…」 少年サッカー交流に韓国感銘「大人の懸念と異なり、大切な友達に」

日韓の子供たちによる交流が反響を呼んでいる【写真:Getty Images】
日韓の子供たちによる交流が反響を呼んでいる【写真:Getty Images】

旭川市と水原市が少年サッカー交流、韓国でホームステイなどを実施

 日本と韓国の関係が悪化しているなか、両国姉妹都市間の少年サッカー交流で北海道・旭川市の小中学生が韓国・水原市を23日から4泊5日で訪れて親交を深め、韓国紙「京仁日報」は「大人の懸念とは異なり、互いに大切な友達になった」と伝えるなど反響を呼んでいる。

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 旭川市と水原市の姉妹都市間で長年続いている少年サッカー交流事業は隔年で実施されており、今年は旭川市から派遣予定となっていた。日韓の間で政治的な問題が浮上し、当初はサッカー交流の開催も不透明だったが、予定通りに行われた。

 韓国紙「京仁日報」は「韓日少年サッカー『スポーツ精神』」と伝え、両国の少年たちが笑顔で肩を組み合い、互いの健闘を称えている写真を投稿。記事では「韓日関係が悪化するなかで行われた第16回日韓ユース親善サッカー交流戦最終日の25日午後、水原市永興体育公園サッカー場で試合を終えた水原市と旭川市の子どもたちが明るい笑みを見せ合った」と記している。

 旭川市の子どもたちは、水原市で1泊のホームステイも体験するなど積極的に交流。27日に帰国したなか、「大会期間中、観光やホームステイなどで交流し、お互いを理解し合った日韓両国のサッカーの有望株たちは、大人の懸念とは異なり、互いに大切な友達になった」と締めくくっている。

 両国の関係に暗雲が漂うなか、ピッチ内外で心の交流を見せた子どもたちの“スポーツマンシップ”に韓国紙も心を打たれていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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