「もう一度右サイドで」 PSV堂安が加入会見、“こだわりのポジション”でレギュラー奪取宣言

PSVへ移籍したMF堂安律が加入会見を行った【写真:Getty Images】
PSVへ移籍したMF堂安律が加入会見を行った【写真:Getty Images】

31日の加入会見をインスタグラムでライブ配信 東京五輪出場についてもクラブと話し合い中

 オランダ1部PSVへ移籍した日本代表MF堂安律は、現地時間31日に加入会見を実施。堂安の公式インスタグラムはその模様をライブ配信し、「やっぱりもう一度、右サイドでプレーしたい」とポジションへのこだわりを見せた。

 堂安はオランダ3年目の今季、フローニンゲンでシーズンをスタートさせたが、27日に同リーグの強豪PSVへの移籍で合意。30日に2024年までの5年契約を結んだことが正式発表された。

 翌31日に行われた加入会見では、フローニンゲン1年目と同じ「背番号25」のユニフォームを持って撮影に応じ、移籍について語った。

 5年という大型契約に関しては「契約年数を気にしたことはない。そこに対してこだわりはない」ときっぱり。一方で、来年に迫った東京五輪について問われると、「契約内容の話になってくるので」「正直どうなるか分からない」と明言は避けつつも、「オリンピックはモチベーションとしてある」「(出場についてクラブと)話はしている」と明かした。

 PSVは各国代表クラスが揃う強豪だが、「フローニンゲンではトップ下で、そこでもプレーできる。でも、やっぱりもう一度右サイドでプレーしたい」と、主戦場とする右サイドでのレギュラー奪取を宣言。「自分の実力は自分が一番分かっている。しっかりとしたステップアップができたと思っている。よりサッカーに集中できる環境。本当にビッグクラブなので、1試合ダメだったら何か言われる。楽しみでしかない」と胸中を語った。

 PSVは現地時間9月1日、リーグ第5節でRKCヴァールヴァイクと対戦する。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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