PSV移籍の堂安、古巣フローニンゲンへ感謝の言葉 「2年間で得たものは計り知れない」
30日にPSVと2024年まで5年契約を締結 古巣のYouTubeチャンネルで2年間を回想
日本代表MF堂安律は現地時間30日、合意していたオランダの強豪PSVへの移籍が正式決定した。2017年にガンバ大阪からオランダへ渡り、見事にステップアップを果たしたが、自身にとって最初の海外クラブとなったフローニンゲンの公式YouTubeチャンネルで「2年間で得たものは計り知れない」と感謝の言葉を述べている。
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堂安は2017年6月にフローニンゲンへ期限付き移籍。加入初年度からレギュラーとしてリーグ戦29試合で9得点4アシストの成績を残すと、フローニンゲンは買い取りオプションを行使して完全移籍となった。
着実にステップアップして迎えたオランダ3年目の今季、フローニンゲンでシーズンをスタートしたなかで8月27日にPSVへの移籍で合意。同30日に2024年まで5年契約を締結したことが正式発表された。堂安はフローニンゲンの公式YouTubeチャンネルでインタビューに回答している。
「知っている方が多いと思いますけど、向上心が自分の売りだと思ってるくらい、向上心を持って生活しているので、毎日毎日ステップアップしたいという気持ちを持ってプレーしていました」
昨年、ロシアの強豪CSKAモスクワへの移籍の噂が浮上。当時は「僕は行きたい行きたいと思っていました」と明かしつつ、「今振り返ると、フローニンゲンでもう1年プレーしたことによって、より良い移籍ができると信じて1年間プレーしていた。それを良い移籍だったと思うのはこれからの自分次第」とPSVでの活躍が重要だと展望する。
「(フローニンゲンという)今まで日本人が在籍したことのないチームに来て、僕が新しい道を作るんだという強い気持ちでやってきた。もちろん(板倉)滉くんもチームでプレーしていますけど、もっと僕の活躍によって日本人を獲りたいと思ってくれたら嬉しい。日本人の若い選手たちがフローニンゲンに来たいと思うようなクラブだと思う。2年間で得たものは計り知れない。素晴らしいクラブに来られた」
フローニンゲンだったからこそ、PSV移籍の道が開けた――。堂安のなかにはそういった思いがあるのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)