「壁画のようだった」 C・ロナウド、メッシ最優秀選手受賞の“真顔”に英メディア脚光
FW部門の最優秀賞を逃した瞬間に英メディアが注目「瞬く間にネットで拡散」
欧州サッカー連盟(UEFA)は現地時間8月29日、2018-19シーズンのUEFA最優秀選手賞を発表し、リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが受賞した。最終候補3人にノミネートされるも栄誉を逃したユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだが、英メディアはFW部門の最優秀選手賞表彰において、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが受賞した際のロナウドの表情に着目している。
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昨季ユベントスに移籍したロナウドは、加入初年度からチーム内得点王に輝き、イタリア初挑戦ながら絶対的エースとして確固たる地位を築いた。CLでも決勝トーナメント1回戦アトレチコ・マドリード戦第1戦では圧巻のハットトリックを達成し、逆転突破を果たしていた。しかし、準々決勝でアヤックス相手に敗れたことも影響したのか、UEFA最優秀選手に選ばれるには至らなかった。
また、FW部門の最優秀選手もロナウドではなくメッシが受賞した。英メディア「GIVE ME SPORT」は「メッシが受賞した際のロナウドの表情は壁画のようだった」と見出しを打ち、こわばった表情を見せていたことに注目。隣に座っていたメッシがトロフィーを受け取って席に戻る際、ファン・ダイクとは笑顔で握手を交わしたのに対し、ロナウドは固まった表情のまま手を差し伸べていた。
「ロナウドのリアクションは瞬く間にネットで拡散された」と指摘しつつ、最終的には「皆は、ロナウドの負けん気の強さを見習わなければならない」と締め括っていた。この日メッシとともに受けたインタビューでは「僕たちの間には良い関係性がある。確かに、まだ一緒にディナーに行ったことはないけど、これからそうできると願っている」と語っていたが、15年来のライバルに対しての闘争心もいまだ健在のようだ。