元英代表FW、リバプール時代を回想「人生で最高の時間」…今季のリーグ制覇も切望
今夏引退したFWクラウチ氏、かつて在籍したリバプールの優勝へ「本当に願っている」
今夏、プレミアリーグのバーンリーで現役引退した元イングランド代表FWピーター・クラウチ氏は、現役時代を振り返りながらリバプールに所属していた時代を「人生で最高の時間」と表現し、今季のリバプールの躍進を願っていることを明かした。英ラジオ局「talkSPORT」が報じている。
1998年にトットナムでプロキャリアをスタートさせたクラウチ氏は、その後QPRやポーツマス、アストン・ビラなどに所属。05年にはサウサンプトンからリバプールに移籍し、06-07シーズンにはチーム内得点王になるなど、チームの勝利に大きく貢献した。11年からの数年間はストークのエースとしてプレー。今夏にバーンリーで現役を引退した。
昨季のUEFAチャンピオンリーグ決勝は、かつて在籍経験のあるリバプールとトットナムの試合になったが、結果としてリバプールが勝利したことに「とても喜んでいる」と認めたクラウチ氏は、リバプールが今季も躍進することを願っていると明かしている。
「(プレミア王者になることを)私は願っている。本当に願っている。私はそこでプレーしたけど、(王者は)彼らが望むことの一つだ。長い間獲っていないからね。私はリバプールでタイトルを獲ることで成長したし、それは彼らに必要なことなんだ。だけど、マンチェスター・シティは強い。我々は皆、それ(タイトル)が両者の間にあることを知っているけど、それを成し遂げることができると願っている。むしろ分析というより希望的なところだね。シティはとても強いので、難しい戦いになるだろう」
またクラウチ氏は、かつてのリバプール時代を「私にとって、人生で最高の時間はリバプールでプレーしたこと。当時、私はリバプールでプレーし、イングランド代表でプレーし、人生で最高のサッカーをしていた。良い思い出しかないよね。そこにいることが信じられないぐらいだったよ」と振り返っている。
最高の時を過ごしたリバプールの躍進を願うクラウチ氏。さっそくUEFAスーパーカップを制したリバプールは、今年いくつのタイトルを獲得することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)