レアルのジダン監督、ベイルとハメスに「100%期待している」 ローマ戦はPK戦で敗戦
開幕戦最後の親善試合は2-2、PK戦の末に敗北 ジダン監督は前向き
レアル・マドリードは現地時間11日、2019-20シーズン開幕前最後の親善試合となるローマ戦に臨んだ。90分間を2-2で終えたものの、PK戦の末に敗北した。今ひとつの結果のままでシーズン開幕を迎えることになるが、ジネディーヌ・ジダン監督は陣容について自信を見せたようだ。スペイン紙「マルカ」が伝えている。
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試合は前半16分にブラジル代表DFマルセロが利き足ではない右でのシュートで先制ゴールを挙げ、一度は追いつかれたものの39分に再びマルセロのクロスから、ブラジル代表MFカゼミーロがヘディングシュートで2-1と勝ち越した。しかしその1分後にボスニア代表FWエディン・ジェコの同点ゴールで追いつかれ、後半はスコアが動かないまま90分を終え、PK戦でマルセロが外して勝利を得られなかった。
インターナショナルズカップ(ICC)では日本代表MF久保建英や18歳のブラジル人MFロドリゴら若手が躍動したものの、アトレチコ・マドリードに3-7で惨敗するなど、今ひとつ調子に乗り切れていないレアル。ジダン監督の構想外と見られているウェールズ代表FWギャレス・ベイルやコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの処遇も決まらないが、指揮官はこのように話している。
「マーケットの(登録期限である)3週間で何が起こるかはわからない。ハメスとベイルはチームのメンバーだ。どちらもメンバーに入っているが何でも起こりえるのだ。彼らを100パーセント期待しているよ」
ジダン監督は新加入のベルギー代表MFエデン・アザールに最適なポジションを見つけるため3バックにトライするなど、試行錯誤を続けている。その一方で関係が微妙とされるハメス、ベイルもいる限りは戦力であるという見立ても示している。大型補強で注目を浴びたレアルだが、果たして開幕までにチームを固めることはできるのか。
(FOOTBALL ZONE編集部)