「僕の中で一択」 ハンブルガー伊藤達哉、スピードを生み出すスパイクへのこだわり
スピードスター候補生・伊藤の足元を支える“相棒”マーキュリアル「動きやすくて軽い」
2020年に母国で開催されるオリンピック出場を目指す東京オリンピック世代で、期待を集めるアタッカーの1人がハンブルガーSVのMF伊藤達哉だ。身長163センチながら大男たちを次々と置き去りにするドリブルはスピードが肝だが、その足元を支えるのがナイキの「マーキュリアル」だ。「僕の中で一択」とまで断言するほど魅了される伊藤に、アッパーとプレート技術に加え、新しいグラフィックを取り入れるなど改良された2019モデルの「ナイキ ヴェイパー 13 エリート」について訊いた。
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4歳だった2002年の日韓ワールドカップでサッカーの虜になった伊藤。サッカーを始めて以来、スパイク選びには“外せない条件”があるという。
「僕の好きな選手が履いているかどうかは、大きなポイントです。やっぱり好きな選手が履いているスパイクが一番カッコよく見えるし、彼らに少しでも近づきたいという思いがあるので。特に、マーキュリアルは(エデン・)アザール、(フランク・)リベリー、(ドリース・)メルテンス……、いっぱい好きな選手が履いていました。歴代のマーキュリアルも色とか覚えていますし、今こうやって自分もプロになって同じモデルでプレーできているのは本当に嬉しいです」
ドリブルを武器とする伊藤にとって、スパイクのフィット感はスピードを支えるうえで欠かせないポイントだ。自身の感覚では、マーキュリアルは足先のプレート部分が他のモデルと一線を画すという。
「力が入るところにしっかりとポイントが刺さるので、すごく動きやすい。僕のプレースタイル的にスピードが大事なので、マーキュリアルはスピードも出やすいし、動きやすいのをすごく感じます。僕の中で(マーキュリアル)一択ですね」