ルーニー、“選手兼コーチ”として英2部ダービーへ 2020年1月からの1年半契約を結ぶ
背番号は「32」を予定 ダービーは昨季、ランパード監督の下でプレーオフ進出
英2部ダービー・カウンティは現地時間6日、D.C.ユナイテッドの元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが選手兼コーチで加入することを発表した。契約はMLSの2019年シーズン終了後の来年1月から1年半となる。
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ルーニーは2018年6月にエバートンからD.C.ユナイテッドへ移籍。新天地のアメリカでもゴールを量産し、MLS2年目のシーズンをスタートさせたばかりだが、突如としてイングランドへの電撃復帰が報じられていた。
今季からフィリップ・コクー監督が就任したダービーと交渉するため、ルーニーは渡英。選手兼コーチという立場で加入すること、背番号「32」を身に着ける予定であることが発表された。ただし、ダービーとの契約は来年1月から2021年の夏までとなっており、1年の延長オプション付きだという。ルーニーはMLSの2019シーズン終了までは、D.C.ユナイテッドの一員としてプレーすることになっている。
ダービーは昨季、フランク・ランパード監督(現チェルシー)に率いられて、プレミア昇格プレーオフ決勝まで進んでいた。
指導者としての夢があることも公言しているルーニーは、クラブ公式サイトを通じて「ダービーが与えてくれたチャンスにとても興奮している」とコメント。ダービーで選手としてプレーしながら、コーチとしての経験も積むことになる。ダービーのメル・モリス会長は英衛星放送「スカイ・スポーツ」の取材に対して「ウェインはダービーが(指導者としての経験を積むのに)最適な場所だと見ていると思う」と語っている。同胞のランパード監督のように、ダービーから飛躍を遂げることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)