G大阪パトリック、募る日本代表への思い 森保ジャパンの“秘密兵器”へ「諦めていない」

日本代表、日本サッカーへの思い 「人生を全うしたい」

 この日の取材でも、日本語の質問に対して内容は理解。話す時は通訳を介すが、日本語で返す場合もあった。現在は31歳。改めて、日本代表への思いを聞くと、素直な思いを明かした。

「(代表への)気持ちは常に持っている。まだ(国籍を取得できるか)分からないけど、日本が大好き。日本でサッカー人生を全うしたいし、選手としてだけじゃなくても日本に携わっていきたい。これからもずっと日本とコミュニケーションを取っていきたい。諦めていない、常に」

 森保ジャパンの“秘密兵器”として目標を掲げていると明言したパトリック。日本国籍取得に必要な「引き続き5年以上日本に住所を有すること」をクリアするなか、今の楽しみは8歳の愛息フェリペくんと一緒に日本語を勉強することだという。

「子供は日本の小学校通っていて、自分より日本語がだいぶ上手。家に帰ってから息子と一緒に勉強して教え合ったりしている。もし自分が日本代表になれなかったとしても、自分の息子にはなってもらいたい。息子は学校で漢字も覚えているので、あと5、6年したら日本人と同じくらいできているのかな? たまに僕が間違えているのを直してくれるし、『パパ、平仮名カタカナだけじゃなくて漢字も覚えないとだめだよ』と言われる(笑)。僕も彼の学校の宿題とかを見て、分かるようになってきている」

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