「やっとスタート地点に戻れた」 日本代表MF鎌田大地、ゴール量産の背景にあった“危機感”

鎌田にとってシント=トロイデンで過ごした2018-19シーズンは飛躍の1年になった【写真:©STVV】
鎌田にとってシント=トロイデンで過ごした2018-19シーズンは飛躍の1年になった【写真:©STVV】

「この1~2年で、サッカー選手としてどれだけ上に行けるかが分かる」

 欧州のスタイルに順応し、確かな実績を残し始めた鎌田だが、浮かれるような様子は一切ない。熾烈なチーム内競争を勝ち抜き、さらに公式戦のピッチに立てば結果を残し続けて評価を高めていく。その継続の難しさを認識しつつも、「試合に出ていれば、ある程度の成績や結果は残せるとも思っています」という自信を胸に、その眼差しは常に“上”を見据えている。

「やっとヨーロッパで1シーズン通して試合に出ることができて、スタート地点に戻れたくらいだと思います。今年から来年あたりが、僕にとってすごく大事。この1~2年で、僕がサッカー選手としてどれだけ上に行けるかが分かると思いますし、そういう意味でも大事な時期になると思います」

 勝負はここから――。揺るぎない決意とともに、鎌田は新たなシーズンに向けて牙を研いでいる。

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