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“汚職発言”のメッシ、出場停止処分が決定 3試合欠場へ…W杯予選には影響なし
コパ・アメリカ準決勝ブラジル戦に敗れ、判定に対して物議を醸す発言
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは今夏行われたコパ・アメリカでベスト4に終わり、念願の代表初タイトル獲得は果たせなかった。この大会で大きく報じられたのは南米サッカー連盟(CONMEBOL)に対する“汚職発言”だったが、CONMEBOLはメッシに対して3試合出場停止の処分を下したとスペイン紙「AS」が報じている。
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コパ・アメリカでアルゼンチンは準決勝ブラジル戦(0-2)でPKが取られる可能性もある場面で笛が吹かれず、同大会で採用されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)も介入しなかった。この展開にメッシが「レフェリーの汚職が試合を決めてしまったんだ。残念だけど審判団はブラジルのために動いているし、今大会の王者はブラジルで決まりだろう」と発言。大きく物議を醸した。
これを受けてCONMEBOLは公式ツイッターでメッシに対して「敬意を欠いている」など反論する形に。そういった経緯もあってCONMEBOLが下す処分に注目が集まっていたが、3カ月の出場停止、罰金5万ドル(約550万円)という形で処分を決めたようだ。条文の一つ目にはこのように記されている。
「この決定の通知から3カ月間、リオネル・メッシは出場停止になる。そのため、この期間中に選手は代表チームとの公式な親善試合に出場することはできない」
これによってメッシは9月6日(以下、現地時間)のチリ戦、9月10日のメキシコ戦、そして10月9日のドイツ戦の3試合に出られないことが決まった。ただしこの3試合は国際親善試合で、2022年カタール・ワールドカップ(W杯)南米予選には当たらない。リオネル・スカローニ監督率いるチームの強化にはしばらく関われないことになるが、アルゼンチンとしてはW杯予選で大黒柱メッシを欠く、という状況は避けられたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)