ミラン戦に臨むユベントス アッレグリ監督が抱える2つの懸念事項
絶対的守護神の負傷
昨季まで4連覇中のイタリア王者ユベントスは、今週末のリーグ第13節のゲームで日本代表FW本田圭佑所属のACミランをホームで迎え撃つ。リーグで対ミラン5連勝中、ホームでも4連勝中と近年は相性のいい名門対決だが、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督には、この一戦に向けて2つの懸念事項があるようだ。
イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が、指揮官の記者会見の模様を伝えた。そこでは、まず絶対的な守護神であるイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの状態について質問が飛んだ。
17日の国際親善試合ルーマニア戦に出場したブッフォンは、左足を痛めて途中交代となった。ミランで16歳でデビューを果たした“ブッフォン2世”ことジャンルイジ・ドンナルンマとの“ジャンルイジ対決”が実現するかどうかについて、アッレグリ監督はこのような見通しを話している。
「ブッフォンのケガの状態は重くないと見ている。とは言え、試合の前々日と前日での状態を注意深く見極めなければならない」
指揮官は、ブッフォンを起用できる可能性が高いことを示唆。17歳でデビューしたブッフォンと、先日16歳でデビューしたドンナルンマによる新旧の天才GK対決実現の可能性は高そうだ。どちらがゴールマウスにより強固な鍵を掛けられるかは、ゲームの行方を大きく左右することになるだろう。
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