香川の同僚が2人も… 米メディアが選ぶ「EURO出場を逃した悲運のイレブン」

セリエA屈指の司令塔も選出

 マンチェスター・ユナイテッドのオランダ代表DFダレイ・ブリントも、悲運のチームに名を連ねた。父親ダニー・ブリント監督の下で奮闘した万能DFは、「オランダの壊滅的な予選で評価に値する選手は数少ないが、その1人がマンチェスター・ユナイテッドのブリントだ」と、高く評価されている。最終ラインと中盤をどこでもこなす万能性は、「国の未来の重要なパートになる」と期待を集めている。

 マンチェスター・シティのセルビア代表DFアレクサンダル・コラロフも選出された。同じくセルビア代表でチェルシーDFブラニスラフ・イバノビッチよりも「遥かに好調を維持していた」と分析され、「依然として世界屈指の左サイドバックの1人」と、そのパフォーマンスが高く評価されている。

 ボランチはウェスト・ブロムウィッチのスコットランド代表MFダレン・フレッチャー。イングランドとウェールズが本大会に出る一方で、スコットランドは苦杯をなめた。マンチェスター・ユナイテッドで活躍したボランチについて、「フレッチャーの物語はハッピーエンドを迎えることを阻まれた」と指摘されている。

 もう1人のボランチは、チェルシーのセルビア代表MFネマニャ・マティッチ。同僚の素行の悪さから代表引退をほのめかすなど、苦しい予選となった。

 司令塔はローマ所属のボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチ。「ピャニッチはセリエAの夢のチケットの1人。特にセットプレーで派手な才能を持つ。だが、勝てるはずのアイルランドを相手に本大会へ導くことに失敗した」と、寸評ではプレーオフでの不発を嘆いている。

 

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