コパ・アメリカ初戦で日本とチリが対戦、相手サポーターが「チリ万歳」を連呼

　森保一監督率いる日本代表は現地時間17日のコパ・アメリカ（南米選手権）初戦でFIFAランキング16位のチリ代表と対戦する（エスタディオ・ド・モルンビー／現地20時・日本時間18日8時）。スタジアムの外では開場前からチリ代表のサポーターたちが大熱唱を繰り返し、早くもヒートアップしている。

　6月の国際親善試合（5日トリニダード・トバゴ戦0-0、9日エルサルバドル戦2-0）から一転、今大会では東京五輪世代の若手を中心にメンバーを編成。MF中島翔哉（アル・ドゥハイル）やMF柴崎岳（ヘタフェ）、DF冨安健洋（シント＝トロイデン）ら森保ジャパンの常連に加え、昨夏のロシア・ワールドカップ（W杯）に出場したFW岡崎慎司（レスター・シティ）やGK川島永嗣（ストラスブール）らベテランを加えた陣容で臨む。

　現地時間17日20時キックオフの日本対チリ戦を前に、相手サポーターはスタジアムの開場5時間前から熱気を放ち、会場近くのスペースに集結すると「チチチ、レレレ、ビバチレ（チリ万歳）！（Chi Chi Chi Le Le Le, Viva Chile!）」を連呼。通りかかる現地の人々に向かって何度も「チリ万歳」と叫んでいた。

　2015年と2016年のコパ・アメリカで連覇を達成したチリ。日本戦の5日前となる12日に異例のスタメン発表を行い、4-3-3システムでMFアルトゥール・ビダル（バルセロナ）やFWアレクシス・サンチェス（マンチェスター・ユナイテッド）らが先発予定となっている。日本は王者に挑む形となるなか、どのような戦いを披露するのだろうか。