スコラーリ監督がパルメイラスの施設を使用する日本代表の練習を訪問

　日本代表は現地時間17日、コパ・アメリカ（南米選手権）でチリ代表との対戦を控えている。現在、ブラジルの強豪パルメイラスの施設を借りてトレーニングを行っているが、同クラブの指揮官を務めるルイス・フェリペ・スコラーリ監督が日本を歓迎している様子を、スペイン紙「マルカ」が公式インスタグラムで公開している。

　5日にトリニダード・トバゴ戦（0-0）、9日にエルサルバドル戦（2-0）と2試合の国際親善試合を消化した日本だが、コパ・アメリカはメンバーを大幅に入れ替え、若手主体で臨むことになる。レアル・マドリード移籍が決定したばかりの18歳MF久保建英に大きな注目が集まるなか、日本は17日に大会連覇中の王者チリとの初戦を迎える。

　現地入りした日本はパルメイラスの施設を借りてトレーニングに励んでいるが、同メディアは公式インスタグラムで「スコラーリが練習場に日本を歓迎している」と文章を添え、名将が日本の練習に訪れた光景を写真で公開。日本代表FW岡崎慎司、GK川島永嗣らも写り込むなか、コーチ陣と談笑しているスコラーリ監督の姿が掲載されていた。

　スコラーリ監督は1997年にジュビロ磐田の指揮官を務めた経緯があり、2002年に開催された日韓ワールドカップ（W杯）ではブラジル代表を率いて優勝を達成。その後も、ポルトガル代表やチェルシーなどで華々しい監督キャリアを歩み、現在はパルメイラスをリーグ戦で首位に導く手腕を見せている。

　母国で開催されるコパ・アメリカに、自身と所縁のある日本が参戦することを、スコラーリ監督も心から歓迎しているようだ。