C・ロナウドのPSG指揮官への耳打ち内容が明らかに 「あなたと一緒に仕事がしたい」
白い巨人にさらなる激震
レアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドの来季パリ・サンジェルマン(PSG)移籍報道が過熱している。“CR7”は、2日のUEFAチャンピオンズリーグ1次リーグ本拠地PSG戦の試合後、ピッチ上で敵将のローラン・ブラン監督の耳元でささやいた場面が全世界で放送され、多くの臆測が飛び交った。そんな中、フランス地元紙「パリジャン」はこの会話内容をスクープし、大きな波紋を広げている。
C・ロナウドは、わざわざPSGベンチまで歩み寄り、唇の動きを手で隠してまでブラン監督に伝えたのは敵地サンティアゴ・ベルナベウでレアルを圧倒したチームへの称賛であり、紛れもない移籍願望だった。彼はこうささやいたという。
「あなたのチームは本当に素晴らしいプレーを見せた。私はあなたと一緒に仕事がしたい」
記事では「ロナウドはひそかに注意深い戦略を進めてきている。彼はマドリードから移籍を願っている。彼が移籍先にPSGを選んだ瞬間のようだ。だが、このエピソードにより、来年の6月まで多くの二転三転があることは間違いないだろう」と報じている。
この衝撃の報道の質問を記者会見で受けたレアルのラファエル・ベニテス監督は少し焦った様子で隣の広報担当とひそひそ話を開始。そして「私から言えること? 誰も知らないことだ。それが答えだ」と話すにとどめた。
PSGは今季限りでスウェーデン代表のカリスマFWズラタン・イブラヒモビッチが契約満了となる。ポルトガル代表のエースは新たなパリの顔として、オイルマネーで潤うフランス王者に向かうのだろうか。フランス代表FWカリム・ベンゼマの恐喝事件での逮捕に続き、白い巨人には激震が相次いでいる。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images