EL制覇も…“サッリ退任報道”が過熱するチェルシー 後任候補にスペイン人監督が浮上か
ワトフォードをFA杯準優勝に導いたグラシア監督をリストアップか
マウリツィオ・サッリ監督の退任が噂されるチェルシーの来季新監督候補にワトフォードを率いるハビ・グラシア監督が浮上していると、米スポーツ専門局「ESPN」が報じた。
今季のチェルシーはプレミアリーグで3位に入り、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では6年ぶり2度目の優勝を果たした。60歳のサッリ監督にとっては自身初のメジャータイトル獲得だった。
そうした結果を残したにもかかわらず、サッリ監督は解任の噂が連日のように報じられている。1年でロンドンを去り、マッシミリアーノ・アッレグリ監督が去ったユベントスの新指揮官に就任するとの見方が強まっており、本人もチェルシーに退団希望を伝えたとされている。
そうなると注目なのが、チェルシーの監督人事だ。2シーズン連続での監督交代を強いられそうな状況で、クラブレジェンドのフランク・ランパード監督(現ダービー・カウンティ)の名が取り沙汰されているが、そこへ新たな候補も登場している。
それが今季プレミアリーグ11位のワトフォードを率いるスペイン人のグラシア監督だ。FAカップではチームを準優勝に導いている。記事によればチェルシーの幹部は、グラシア監督が標榜するプレースタイルや監督としての手腕に注目しているという。
サッリ監督だけでなく、エースのベルギー代表MFエデン・アザールも移籍が確実視されているチェルシー。EL王者となり、来季はプレミアやUEFAチャンピオンズリーグでのタイトル奪還を目指すが、チームは変革の時を迎えている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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