17歳で代表初選出の久保に言及「若い選手は恐れるものは何もない」

　森保一監督率いる日本代表は3日、愛知県・豊田市内で合宿2日目のトレーニングを実施。ロシア・ワールドカップ（W杯）以来の代表復帰となった3月に続いて「10番」を背負う日本代表MF香川真司（ベジクタシュ）は、4日に18歳を迎えた初選出のMF久保建英（FC東京）ら若手について、「早くその場所を空けてください。そういう感覚が若い選手にあるのは当然」と自身の見解を語った。

　森保体制発足後、通算6度目の代表活動となった今回、GK大迫敬介（サンフレッチェ広島）、DF中山雄太（PECズヴォレ）、久保と次世代の中心選手と期待される逸材が初招集。GK川島永嗣（ストラスブール）、FW岡崎慎司（レスター・シティ）の“ロシアW杯組”を大会以来となる代表復帰させるなど、新旧を融合させたメンバー構成となった。

　香川自身は森保ジャパン2度目の招集だが、今回注目が集まるのは久保との共演だ。昨年、U-19日本代表の一員としてロシアW杯に出場した日本代表のトレーニングパートナーを務めた接点はあるが、久保は今回が初のA代表。しかも、17歳（4日の誕生日で18歳）でトップカテゴリーに上り詰めた。

　19歳で代表デビューを飾った香川は、「年齢でサッカーをするわけじゃないけど、世界的に若い選手が多いとはいえ、17歳で首位のFC東京でしっかり結果を残しているのは普通のことじゃない」と今季のパフォーマンスを高く評価する。その姿には、かつての自分が重なるところもあるようだ。

「ピッチに立ったら年齢は関係ないと思っている。自分もそうでしたけど、若い選手は恐れるものは何もない。逆に、年を取ったほうがどんどんね（笑）。早くその場所を空けてください――。そういう感覚が若い選手にあるのは当然。それは自分もそうでしたから」

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