U-20日本代表、16年ぶり8強なるか 韓国との大一番へ「勝つためにいい試合を…」
影山監督がU-20W杯16強の公式会見で意気込み 「力的には我々がチャレンジャー」
U-20日本代表は現地時間4日、ポーランドで開催中のU-20ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でU-20韓国代表と戦う。試合会場となるルブリンスタジアムで行われた公式会見に出席した影山雅永監督は、「もちろん戦う以上はライバルである」と語りつつ、「我々がやるべきことは韓国であろうと、どこで当たろうと、上に進むために全力を尽くすだけ」と意気込んだ。
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23日に開幕したU-20W杯はグループリーグの全日程が終了。グループBに入った日本は、エクアドル、メキシコ、イタリアと対戦した。初戦のエクアドル戦では先制点を奪われる難しい戦いを強いられたが、1-1で勝ち点1を獲得すると、続くメキシコ戦は3-0の快勝。イタリア戦もスコアレスドローで勝ち点1を積み重ねて“死の組”と呼ばれたグループを2位で通過した。そしてベスト8をかけて、グループFを2位で勝ち上がってきた韓国と決勝トーナメント1回戦で対戦する。
2003年大会以来16年ぶりのベスト8進出をかけた大一番が日韓戦となったなか、影山監督は「韓国の対戦を見ていて、僕は素晴らしい試合をして突破してきたなと。ある意味、非常にリスペクトをしている」と、日本同様に“死の組”を勝ち上がってきた韓国を称賛。そのうえで「我々がやるべきことは韓国であろうと、どこで当たろうと、上に進むために全力を尽くすだけ」と言い切った。
また影山監督は「もちろん戦う以上はライバルであるし、勝つためにいい試合をすることだと思う」と語ったうえで、次の試合に向けた思いを語っている。
林 遼平
はやし・りょうへい/1987年、埼玉県生まれ。東日本大震災を機に「あとで後悔するならやりたいことはやっておこう」と、憧れだったロンドンへ語学留学。2012年のロンドン五輪を現地で観戦したことで、よりスポーツの奥深さにハマることになった。帰国後、サッカー専門新聞『EL GOLAZO』の川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、東京ヴェルディ担当を歴任。現在はフリーランスとして『Number Web』や『GOAL』などに寄稿している。