「韓国、日本を見習え」 中国提言、U-18韓国代表の優勝杯“踏みつけ”の醜態に憤怒

中国メディアから「日本を見習え」という意見が出ている(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
中国メディアから「日本を見習え」という意見が出ている(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

中国開催の大会でU-18韓国代表が優勝 トロフィーに足を乗せて記念撮影で物議

 U-18韓国代表が中国で開催された「パンダカップ2019」で5月29日に優勝を飾ったなか、韓国の選手たちが優勝トロフィーを踏みつけるポーズをしながら記念撮影をする行為が問題視された。海外メディアも一斉に報じたなか、中国メディアから「韓国、日本を見習え」という意見が出ている。

 問題となったのはU-18韓国代表の行為だ。中国で開催された「パンダカップ2019」に参戦し、タイ(2-1)、ニュージーランド(4-0)、中国(3-0)に3連勝。9得点1失点と圧倒的な強さで見事に大会を制したU-18韓国代表の選手たちが優勝トロフィーを受け取った後、トロフィーに足を乗せて記念撮影した。これが批判の的となり、大きな物議を醸す事態となった。

 U-18韓国代表に対しての風当たりが強まるなか、韓国紙「スポーツ東亜」は「トロフィーを踏んだ韓国の醜態、中国メディア『韓国、日本を見習え』」の見出しで報道。日本の振る舞いを参考にするべきだという中国メディアの主張を伝えている。

 取り上げられているのは、中国メディア「シナスポーツ」の論調だ。昨夏のロシア・ワールドカップで日本代表が16強敗退後、ロッカー室をきれいに清掃して会場を後にした行動を称賛した一方、U-18韓国代表への不満を露わにした。「成都サッカー協会は韓国を再び大会に招待しない。韓国は日本を見習わなければならない」と記している。

 中国メディアは「軽率な行動」「中国サッカー屈辱」「韓国への復讐を待っている」と糾弾の手を緩めていないが、その一方で一流の振る舞いを見せた日本を“良いお手本”として称えている。

 U-18韓国代表チームはすでに公式謝罪しているが、その波紋は広がり続けているようだ。

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