伊東純也、現地メディア“今季ベスト11”で右ウイング部門制覇 「美しいものを見せた」
ベルギー1年目ながらボンゴンダ、デニスを抑えて右ウイングで「39%」の支持率を獲得
ベルギー1部ヘンクの日本代表MF伊東純也は今季、途中加入ながらプレーオフ1(PO1)で9試合出場2得点を記録するなど、ポジティブなインパクトを残した。最終的に優勝を果たしたヘンクを牽引する活躍を見せたが、現地メディアは伊東を「今季ベストイレブン」の1人に選出。「多くの美しいものを見せた」と活躍を称えている。
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伊東は1月のアジアカップ後、Jリーグ柏レイソルからヘンクへ期限付き移籍。2月21日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)32強のスラビア・プラハとの第2戦(1-4)で移籍後初出場を果たすと、同24日のリーグ第27節アントワープFC戦(0-0)でリーグ戦デビューを果たす。3月17日の第30節ズルテ・ワレヘム戦(3-3)では、移籍後初ゴールを含む1得点1アシストの活躍を見せた。
その後のPO1ではさらに存在感を発揮し、9試合2得点と勝利に直結するプレーも増やして優勝に貢献した伊東を、サッカー専門サイト「VoetbalPrimeur」ベルギー版は独自に「今季ベストイレブン」を選出。右ウイングに選んだ伊東に、次のようにコメントを添えた。
「日本人プレーヤーは短期間で多くの美しいものを見せた。読者が右ウイングのポジションに、(ズルテ・ワレヘムのベルギー人FW)テオ・ボンゴンダではなく、伊東を選ぶには十分だった。伊東は39%の支持を得て、ボンゴンダが30%、(クラブ・ブルージュのナイジェリア人FW)デニスが20%だった」
欧州1年目でのセンセーショナルな活躍は、ベルギーでも高い評価を得ている。伊東のさらなる飛躍に期待が高まるばかりだ。
「VoetbalPrimeur」ベルギー版の「今季ベルギーリーグベスト11」は以下の通り。
GK
シナン・ボラト(アントワープ/トルコ代表)
DF
セバスティアン・デワースト(ヘンク/ベルギー)
ブランドン・メシェレ(クラブ・ブルージュ/ベルギー代表)
ヨアキム・メーレ(ヘンク/デンマーク)
イェレ・ウロネン(ヘンク/フィンランド代表)
MF
ルスラン・マリノフスキー(ヘンク/ウクライナ代表)
ハンス・ヴァナケン(クラブ・ブルージュ/ベルギー代表)
FW
伊東純也(ヘンク/日本代表)
レアンドロ・トロサール(ヘンク/ベルギー代表)
ムブワナ・サマッタ(ヘンク/タンザニア代表)
ウェズリー(クラブ・ブルージュ/ブラジル)
(FOOTBALL ZONE編集部)