U-20日本代表、決勝T進出を懸けたW杯メキシコ戦 勝利のカギは“エース封じ”
イタリアはDF2人を前に置く形で対応、日本はボランチと連動して止められるか
初戦では、イタリアがライネスの前に2人のDFを置く形で対策を取り、激しい寄せを続けることで簡単にスピードに乗せなかった。日本も前と後ろでしっかり相手を挟み込み、カットインしてきた場合は「左利きの選手なのでカットインするスペースを効果的に消せれば怖さは減ると思う」とMF伊藤洋輝が説明するように、ボランチと連動して対応することがエース封じのポイントとなる。
「ボールは必然的にそこに集まると思う。簡単ではないと思うけど、なんとか食い止めればチャンスは生まれてくると思う」(中村)
チームのやるべきことを完遂したうえで、エースを抑えて勝利に近づく。決勝トーナメント進出を懸けた重要な一戦が幕を開ける。