海外日本人が「10件の罪で起訴」 現地報道…故意のイエロー&レッドで「オンライン賭博を操作」

オーストラリアでプレーをする檀崎竜孔【写真:Getty Images】
オーストラリアでプレーをする檀崎竜孔【写真:Getty Images】

オーストラリアでプレーするMF檀崎竜孔が賭博容疑で起訴

 かつてJリーグでもプレーし、現在はオーストラリアのウェスタン・ユナイテッドFCに在籍するMF檀崎竜孔が賭博容疑で起訴されたと現地メディアが報じている。

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 現在25歳の檀崎は青森山田高校から2019年に北海道コンサドーレ札幌入り。20年11月からの約半年でオーストラリア1部ブリスベン・ロアーへの期限付きを経験すると、札幌に復帰したうえで21年8月からジェフユナイテッド千葉へ期限付き移籍となった。

 その後、昨年7月よりブリスベン・ロアーに2度目の期限付き移籍となり、2022シーズンの契約満了をもって、保有元の札幌を退団。その後はスコットランド1部マザーウェルを経て、23年夏にウェスタンUに加入していた。

 今季はリーグ戦を3位で終えたチームで公式戦29試合4ゴール9アシストと活躍を見せていた。しかし現地メディア「9News」が「Aリーグのサッカー賭博スキャンダルに関する容疑で起訴された2人のうちの1人としてウェスタンUの選手が挙がった」と見出しを打ち、現地記者のトム・モリス氏はその選手が檀崎だと伝えている。

 記事では、「4月と5月に行われたAリーグの4試合における賭博不正に関連する10件の罪で起訴された。警察によると彼は試合中に故意にレッドカードまたはイエローカードを受け、オンライン賭博の結果を操作していたという」と、詳細に報じている。

 檀崎ともう1人は保釈されたが、7月末にメルボルンの裁判所に出廷する予定だという。

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