週給5000万でPSGへ? デ・ヘアがユナイテッドの“最終オファー”を拒否と英紙報道

ユナイテッドGKデ・ヘア【写真:Getty Images】
ユナイテッドGKデ・ヘア【写真:Getty Images】

来夏には契約満了を迎える守護神 移籍金の発生する今夏中に放出か

 マンチェスター・ユナイテッドの守護神を務めるスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが、ユナイテッドからの最終オファーを拒否し、2020年6月で満了する契約を延長しない意向を明らかにした。英紙「ザ・サン」が伝えている。

 ユナイテッドは今季、開幕から不振に陥りジョゼ・モウリーニョ前監督が退任。オレ・グンナー・スールシャール監督が暫定的にチームの指揮を執ったところ一時的に結果が好転したが、同監督が正式に監督に就いてからは再び不振に陥り、シーズンを6位で終えた。

 2011年にアトレチコ・マドリードから加入したデ・ヘアは、長年にわたって“赤い悪魔”の守護神としてゴールを守ってきた。驚異的なセービングでチームを支えてきた同選手は、最終ラインの不安定さをカバーする獅子奮迅の活躍を何度も披露してきたが、今季シーズン終盤にはチームの不振に引きずられるかのようにミスを連発。ユナイテッドとの契約が残り1年となり、残留か移籍かで揺れていた。

 フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)はデ・ヘアの獲得を目指しており、今夏にユナイテッドに対して6000万ポンド(約84億円)のオファーを提示する見込みだという。交渉が不調に終わった場合は、フリーエージェントとなる1年後の獲得を狙っているようだ。

 また、PSGはデ・ヘアに対して週給35万ポンド(約5000万円)のオファーを提示するとされている。そのため、ユナイテッドから同額のオファーが提示されるのを待っていたデ・ヘアだが、記事ではクラブからの“最終オファー”を断ったと伝えられている。

 過去4回クラブの年間最優秀選手に輝いた同選手をスールシャール監督は引き止めておきたいと考えており、デ・ヘア自身も昨年12月にはチームメートに対して「新契約に合意できれば残留したい」と話していたとされる。来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を逃したユナイテッドは、守護神を引き留めることができるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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