トッテナム、史上初のCL決勝へ負傷者が続々帰還? ベルギー代表DFが回復に自信
準決勝アヤックス戦後に松葉杖をついていたフェルトンゲン 「最初のテストはポジティブだった」
現地時間6月1日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でリバプールと対戦するトットナムは、準決勝アヤックスとの第2戦(3-2)で負傷したベルギー代表DFヤン・フェルトンゲンが順調な回復をアピール。イングランド代表FWハリー・ケイン、同代表MFデレ・アリも負傷からの回復傾向にあり、クラブ史上初のCLファイナルに向けて怪我人が戻ってくることに自信を強めている。英紙「インディペンデント」が報じた。
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トットナムに朗報が続いている。大逆転勝利を収めたCL準決勝のアヤックスとの第2戦で負傷し、松葉杖をついている様子が報じられていたフェルトンゲンは、プレミアリーグ最終節となった12日のエバートン戦(2-2)でベンチ入りせず、CL決勝も欠場かと報道されていた。しかし同紙によれば、フェルトンゲンはオランダのテレビ局の取材に対して「(アヤックスとの)試合後、僕は足に体重をかけることができなかった。だけど、最初のテストはポジティブだった。決勝に出場できるかどうかはすぐに分かるだろう。僕は願っているよ」と順調に回復していることを明かし、CL決勝に出場する可能性が高まっているという。
またエバートン戦で後半開始から交代を余儀なくされていたアリに関しては、試合後にマウリシオ・ポチェッティーノ監督が「彼は違和感を感じていたので、(試合前の)ウォームアップをしなかった。そして彼は状況に対処することができず、前半のパフォーマンスがとても難しかった」とコメント。疲労を含めて難しい状況にあったことを明かしつつ、負傷などの問題が起こったわけではないと強調した。
そして、左足首の負傷からの復帰を目指しているケインについても「見れば分かるだろう。ここまでは順調だ。これを続けることで僕はフィットすることを望んでいる。まだ数週間あるからね」と回復ぶりをアピール。イングランド人MFハリー・ウィンクスとともに復帰できる可能性を示唆している。
怪我人が順調な回復を見せるトットナムは、決勝で同じイングランド勢のリバプールを打ち破ることができるのだろうか。