サッリ監督、“野戦病院状態”に嘆き節 EL準決勝に向けて代役に信頼も…「問題は頭数」
チェルシーはリュディガー、ケイヒルと相次ぐCBの離脱で、大一番を前に選手層に不安
チェルシーは2日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第1戦で、元日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトと対戦する。しかし、大一番を前にチェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は「問題を抱えている」と明かしている。英公共放送「BBC」が報じた。
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サッリ監督が「問題が生じている」と明かしたのはセンターバック(CB)だ。ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが4月28日のプレミアリーグ第36節マンチェスター・ユナイテッド戦(1-1)で膝を負傷し、手術を行って今季中の復帰が絶望。さらに、元イングランド代表DFガリー・ケイヒルもアキレス腱を痛め、CBはブラジル代表DFダビド・ルイスとデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンのみとなってしまった。
右サイドバックで起用されているスペイン代表DFセサル・アスピリクエタをコンバートできるとはいえ、センターバックとしては「念のために」2度の練習を行ったのみだという。サッリ監督は「ケイヒルが間に合うことを願っている」と触れつつ、今季レギュラーではなかったクリステンセンへの信頼を口にした。
「私たちは58試合、戦ってきた。負傷者が出るのは普通のことだ。ここまではラッキーだったが、この10日はそうではない。クリステンセンは今季、(公式戦で)25試合ほどプレーしているから準備ができているだろう。メンタル的にも、フィジカル的にもフレッシュであると期待している。彼については自信を持って起用できる。重要な試合でも良いプレーを見せてきた。だから問題は彼ではなく、頭数なんだ」
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