柴崎岳、開幕戦以来のフル出場 現地紙「クオリティー見せた」と評価も…守備の課題指摘
2試合ぶりの先発もソシエダに1-2敗戦 試合を通じて3つのポジションを担当
ヘタフェの日本代表MF柴崎岳は、現地時間28日に行われたリーガ・エスパニョーラ第35節レアル・ソシエダ戦に2試合ぶりとなる先発復帰を果たし、リーグ戦ではレアル・マドリードとの開幕戦(0-2)以来、8カ月ぶりのフル出場を記録した。
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第33節のセビージャ戦(3-0)で突然の先発復帰を果たした柴崎だが、来季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争うチームのなかにあって、この日は右サイドハーフとしてキックオフを迎えた。
しかし、試合は前半21分にレアル・ソシエダのMFウィリアン・ジョゼにPKを決められ、1点を追う展開に。ヘタフェのぺぺ・ボルダラス監督は早めの交代策を講じ、柴崎は後半開始早々から左サイド、そして後半8分に追加点を奪われて同17分に3枚目の交代カードを切ってからはボランチとしてプレーした。
柴崎が中盤センターでゲームコントロールしたヘタフェは、後半44分にサムエル・サイスのゴールが生まれて1点差に詰め寄ったものの、1-2で敗れ勝ち点1獲得までには至らなかった。
「AS」紙の寸評では「攻撃において高く評価されているクオリティーのタッチを見せた。しかしプレッシャーが遅れるため、たびたび後手に回る場面を許した」と、攻撃面の評価とともに守備での課題を指摘される形となった。
5位セビージャもジローナに0-1で敗戦したため、CL出場圏内をキープしたヘタフェ。出番を再びもらった柴崎にとって、結果を出せなかったことに悔しさは募るだろうが、大事なリーグ終盤戦でインパクトを残すプレーができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)