日本の“好珍ゴール”に伊紙脚光 映像で紹介「守備の混乱後…あらゆることが起こった」

横浜FCのFW斉藤光毅【写真:Getty Images】
横浜FCのFW斉藤光毅【写真:Getty Images】

J2第10節の横浜FC対千葉で生まれた3ゴールに伊メディアが注目

 横浜FCは21日のJ2リーグ第10節ジェフユナイテッド千葉戦に3-1で勝利したが、両軍のゴール場面にイタリアメディアが注目。「あらゆることが起こった」と動画付きで紹介している。

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「横浜FC対千葉、好ゴールから珍ゴールまで」と報じたのは、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」だ。動画では計4ゴールのうち3ゴールを紹介している。

 前半30分、千葉が左CKを獲得するとショートコーナーから打開。MF矢田旭のシュートは相手にブロックされるも、こぼれ球に反応したDF増嶋竜也の華麗なヒールパスから、最後はMF工藤浩平が絶妙なループシュート。ボールは相手GK竹重安希彦の頭上を越え、後方でカバーに入ったDFカルフィン・ヨン・ア・ピンがジャンプするも届かずにネットを揺らした。

 だが後半12分に千葉の連係が乱れる。DFゲリアからGK佐藤優也へのバックパスがずれてゴール枠内に向かうなか、ゴールライン上で佐藤がクリア。しかし、こぼれ球を拾ったFW戸島章がつなぎ、最後はFWイバがゴールを決めて横浜FCが1-1と同点に追いついた。

 後半37分にDF田代真一のゴールで横浜FCが勝ち越したなか、同40分には横浜FCのFW斉藤光毅が左サイドから華麗なドリブルで持ち込み、角度のない場所から見事な一撃を沈めて横浜FCが3-1と逆転勝利を収めた。

「コリエレ・デロ・スポルト」紙は、工藤、イバ、斉藤のゴールを動画で紹介。「日本で行われた横浜FCと千葉の戦いで、大きな守備の混乱の後にゴールが生まれるなど、あらゆることが起こった」と、好珍プレーが入り混じったゴールに触れている。日本で生まれたゴール映像は、イタリアメディアの関心を引いたようだ。

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