シティMF、決勝弾の18歳フォーデンにMOM譲渡の粋な計らい 「これは君のものだ」
フォーデンのゴールをお膳立てしたシウバ、後輩を称賛「ファンタスティックな選手」
マンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバは、現地時間20日のリーグ第35節トットナム戦(1-0)でマン・オブ・ザ・マッチに選出されたが、それを決勝点を挙げた18歳の新星MFフィル・フォーデンに譲る粋な計らいを見せた。英紙「インディペンデント」などが報じた。
17日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦でも激突したばかりの両者の対戦は、試合開始わずか5分で生まれたゴールで雌雄を決した。シティはシウバが右サイドからクロスを上げると、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが折り返し、これをフォーデンが頭で押し込んだ。
1-0で勝利したシティは、CLで敗れたトットナムにリベンジを果たした。リーグ戦の順位ではリバプールを勝ち点1上回って首位に浮上している。
この試合でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのは得点をお膳立てしたシウバだった。しかし、フラッシュインタビューで、シウバは同席したフォーデンにマン・オブ・ザ・マッチを譲ったのだ。
「正直に言って、これは彼(フォーデン)がふわさしいと思うよ。彼は若くて、ファンタスティックな選手。これは君のものだよ。彼は決勝点を決めたしね。おめでとう」
シウバはこのように語り、18歳でプレミアリーグ初ゴールをマークした後輩に試合のMVPを譲る計らいを見せた。ジョゼップ・グアルディオラ監督もその才能を認める逸材なだけに、さらなるブレークに期待だ。
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