吉田、渾身のゴール演出に“自虐投稿” 「なんちゃってアシストランキング暫定一位!」
ウォルバーハンプトン戦で先発出場した吉田が1アシスト、3-1の勝利に大きく貢献
サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は13日、プレミアリーグ第34節ウォルバーハンプトン戦にセンターバックで6試合連続スタメン出場し、3-1の勝利に貢献した。後半にはオーバーヘッド直後のこぼれ球からアシストをマークしたが、自身の公式インスタグラムでは「今シーズンなんちゃってアシストランキング暫定一位!笑」とユーモア溢れるフレーズとともに振り返っている。
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前半2分、MFジョシュ・シムズのパスからイングランド代表FWネイサン・レドモンドが合わせてサウサンプトンが先制。だが同28分、フランス人DFウィリー・ボリーに同点ゴールを献上し、1-1の振り出しに戻った。それでも直後の同30分、相手エリア内で裏に飛び出したレドモンドが勝ち越し点を奪い、再びサウサンプトンが2-1とリードした。
後半26分にはサウサンプトンが左CKを獲得。こぼれ球に反応した吉田が豪快なオーバーヘッドキックを披露する。これは力なく相手に当たるも、目の前にこぼれたボールを吉田が中腰の姿勢ながら巧みにパス。アイルランド代表FWシェイン・ロングが流し込んで貴重な追加点を決めた。試合はそのままサウサンプトンが3-1で逃げ切っている。
攻守両面で貢献した吉田の働きもあり、2試合ぶりに勝利したサウサンプトンは残留に大きく近づいたが、本人も試合後に公式インスタグラムを更新。「今日は僕らにとって大きなステップ #3ポイント」と英語で手ごたえを伺わせつつ、ハッシュタグで「#今シーズンなんちゃってアシストランキング暫定一位!笑」とやや自虐したように呟いた。
シーズン序盤のベンチを温める日々を脱し、守備陣の柱の1人に戻った吉田。降格を免れるためには、日本が誇る精神的リーダーのさらなる奮闘が必要だ。