「まだ誰もネイマールを理解していない」 同僚アウベス、チームメートの“変化”要求
ネイマールは「他の選手にはできないことをもたらす」と主張 メッシとの類似性にも言及
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表DFダニエウ・アウベスは、チームメートの同国代表FWネイマールを「ここではまだ誰も彼を理解していない」と語り、バルセロナでキャプテンを務めるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと同じような扱いを受けるべきだと主張した。
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ネイマールは2017年にバルセロナから2億2000万ユーロ(約278億円)で移籍してきて以来、リーグ・アン制覇だけでなく、クープ・ドゥ・ラ・リーグ、クープ・ドゥ・フランス、トロフェ・デ・シャンピオンの優勝に貢献。怪我こそあったが、公式戦で28ゴールを奪い、チームの中心として活躍した。
現在負傷中のネイマールはシーズン終了後にバルセロナのライバルチームであるレアル・マドリードへの移籍が囁かれているが、PSGのチームメートであるアウベスは、ブラジルのスターが5度のバロンドール獲得者であるメッシのように扱われるべきだとフランスラジオ局「RMC Sport」で主張した。
「ここではまだ誰もネイマールを理解していない。ボールが彼の足元に入ると、トリュフの香りがする。起こっているのはメッシと似たようなことだ。メッシの周辺には他の選手がいるが、ネイマールにボールを渡せば他の選手にはできないことをもたらしてくれるということを、ここでは理解されていなかった。僕は彼にボールを渡し、そして彼は彼が望むことをする」
またアウベスは「ショーを見るためにお金を払って入場していると想像してほしい。人々は何を見たいと思っているのか、理解する必要がある。メッシがボールを失った場合、我々はそれを取り戻して彼にボールを返すために走るんだ」とチームメートに変化を求めているようだ。
アウベスの言葉どおり、PSGのチームメートがネイマールを理解することこそが、彼をチームに留めるための大きな条件なのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)