サッリ監督、ELスパルタ・プラハ戦辛勝も成長を実感 「即座に失点していたが…」
後半41分にDFアロンソの決勝弾で先勝 監督は難しい時間帯を耐えきったチームを評価
チェルシーは現地時間11日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第1戦で、スパルタ・プラハ(チェコ)相手に敵地で1-0と勝利した。苦しんだなかで、マウリツィオ・サッリ監督はチームの成長を感じ取ったようだ。試合後のコメントを英公共放送「BBC」が伝えている。
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8日のプレミアリーグ第33節ウェストハム戦(2-0)から先発7選手を入れ替えたチェルシーは、ボールを保持しながらもなかなかチャンスを作り出せない。前半にはブラジル代表FWウィリアンのシュートがクロスバーを叩く場面もあったが、後半14分にドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが放ったシュートまで、枠内に飛んだシュートがなかった。
そうした状況に業を煮やしてか、サッリ監督は後半14分にベルギー代表MFエデン・アザール、同23分にはフランス代表MFエンゴロ・カンテと、温存していた看板選手を投入。その後、危ない場面もあったチェルシーだが、ようやく後半41分にウィリアンのクロスからスペイン代表DFマルコス・アロンソがヘディングでネットを揺らして先制点。このゴールが決勝点となり、第1戦を1-0で勝利した。
苦戦を強いられたチェルシーだったが、サッリ監督は「これまで私たちは、試合の難しい時間帯で耐えることができず即座に失点をしていた。しかし、今は難しい時間を苦しみながら過ごしても、失点をせずに乗り切れている」と、勝ち切れた手応えを語った。
今季のELでアーセナルと並んで最多となる8試合のクリーンシートを誇るチェルシー。18日にホームで迎える第2戦に向けて、しっかりとアドバンテージを得ることができた。
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