途中出場のコスタが切れ味鋭いドリブルを披露、CL公式も「今日の最優秀スキル」選出

　ユベントスは現地時間10日、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝第1戦でアヤックスと対戦し、アウェーで1-1と引き分けた。エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが復帰戦で鮮やかな先制弾を決めたものの、同点ゴールを許し痛み分けとなった。勝ち切ることができなかったユベントスだが、CL公式インスタグラムは、この日の最優秀スキルを決める「スキル・オブ・ザ・デイ」に、途中出場のブラジル代表FWドウグラス・コスタによる華麗なテクニックを選出している。

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　試合は0-0で迎えた前半45分、ハーフウェーライン付近でパスを受けたロナウドが、右サイドを駆け上がるポルトガル代表DFジョアン・カンセロに展開し、前線へ一気に加速。ペナルティーエリア手前まで運んだカンセロがボールを放り込むと、ゴール前に走り込んだロナウドがダイビングヘッドで合わせ、先制ゴールを奪った。後半開始1分に同点弾を決められ、1-1で試合を終えたものの、ユベントスは貴重なアウェーゴールによるアドバンテージをもって、第2戦のホームゲームを戦うことになった。

　一方、CL公式インスタグラムは「コスタが熱狂をもたらすエラシコ」と文章を添え、後半15分に途中投入されたコスタの卓越したスキルを動画で公開している。1-1で迎えた同40分、相手と競り合ったボールを左サイドで回収したコスタは、切れ味鋭いエラシコで対峙したDFジョエル・フェルトマンの股下にボールを通して抜き去った。その後、カバーに入ったDFに突破は阻まれたが、見事なエラシコに称賛が集まっている。

　コメント欄では「凄まじい破壊力」「ロナウジーニョを彷彿させるインパクト」「フラッシュのようだ」「世界最高峰のドリブラーだ」「誰も止められない」「コスタは試合を通して火を噴いていた」「まるで子供扱いだ」「なんて突破だ！」とファンの間でも反響を呼んでいる。第2戦はホームにアヤックスを迎えるが、コスタの切れ味鋭い突破が勝敗の鍵を握ることになるかもしれない。

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