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ベジクタシュ香川、3月の代表戦後初ゲームはベンチスタート 後半33分から出場も…
敵地でのゴールラッシュのなか、トップ下で途中出場も見せ場は作れず
トルコ1部ベジクタシュは、現地時間8日にリーグ第27節で11位リゼスポルと対戦。ベンチスタートとなった日本代表MF香川真司は、後半33分から出場。チームは7-2と打ち合いを制したが、香川は見せ場なくタイムアップを迎えた。
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敵地に乗り込んだベジクタシュは、前半8分にトルコ代表MFドルクハン・トコズが強烈なミドルシュート。これは相手GKの好セーブに阻まれたが、獲得した右コーナーをゴール中央でフリーになったクロアチア代表DFドマゴイ・ヴィダが今季初ゴールとなるヘディング弾を叩き込み、幸先よく先制点を奪う。
さらにその6分後、セルビア代表MFアデム・リャイッチがペナルティーアーク左から完璧なカーブショットをゴール右上に突き刺し、リードを2点に広げた。前半43分、ベジクタシュは左サイドの裏のスペースを突かれ、リゼスポルのコソボ代表FWベダト・ムリキにゴールを許し、1点リードで前半を折り返した。
ベジクタシュは後半19分、トルコ代表FWブラク・ユルマズがリーグ戦直近7試合で7ゴール目を挙げて追加点を奪取。同25分にサイドのスローインからネットを揺らされて再び1点差に詰め寄られたが、直後に途中出場のトルコ代表FWギュベン・ヤルチュンがすぐさまゴールを奪い、激しい打ち合いの様相を呈する。
後半33分、2人目の交代カードでついに香川が登場。直後にリャイッチが直接FKを決めてこの日2点目を挙げれば、同37分にはリャイッチのお膳立てからヤルチュンがネットを揺らし、終了間際にはハットトリックを達成した。
トップ下に入った香川は終了間際、左サイドのタッチライン際で巧みな浮き球の縦パスを味方に通すも、決定機にはつながらず。3月26日のキリンチャレンジカップ・ボリビア戦(1-0)後初の試合は、見せ場を作れずに終わった。7-2で大勝したベジクタシュは勝ち点を50に伸ばしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)