ヘンク伊東、相手2人翻弄の“スラロームドリブル”に現地識者も称賛 「危険な存在」
右ウイングでフル出場したヘント戦、華麗なドリブルからポスト直撃シュートで存在感
ベルギー1部ヘンクの日本代表MF伊東純也は、現地時間6日に行われたプレーオフ1(PO1)第3節ヘント戦でフル出場し、2-1の勝利に貢献した。後半25分には相手選手2人の間を割り、シュートまで持ち込むなど輝きを放った日本人アタッカーに対し、現地アナリストも「危険な存在だった」と称えている。
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ヘンクは前半43分、相手のハンドで得たPKをウクライナ代表FWルスラン・マリノフスキーが冷静に決めて先制。同アディショナルタイムにはマリノフスキーがペナルティーエリア外から放ったシュートがDFに当たってコースが変わり、追加点を手にした。
右ウイングで先発した伊東も後半25分、右サイドのタッチライン際でボールを受けると、ペナルティーエリア内に向かって斜めにドリブルを開始。小刻みなボールタッチとシザースフェイントでヘントの元ガーナ代表DFナナ・アクワシ・アサレを翻弄し、カバーに来たウクライナ代表MFロマン・ベズスとの間を縫って左足でシュート。グラウンダーの一撃は左ポストを直撃して惜しくもゴールとはならなかったが、強烈なインパクトを残した。
サッカー専門サイト「VoetbalPrimeur」ベルギー版は、元ベルギー女子代表DFで、現在はフットボールアナリストを務めるイムケ・クルトワ氏が伊東を称賛したことについて触れている。
「伊東は良いクロスを持っている。後半は前半より一層存在感を増していた。本当に危険な存在で、テクニックも目を見張るものがある。彼相手にプレーするのは簡単じゃない」
また、「彼はヘンクファンのお気に入りの1人だと思う」というクルトワ氏の見解を裏付けるかのように、ツイッター上のファンの声も紹介している。
「疑いもなくトップの働き」
「伊東は自信を持ってプレーしている」
「伊東は最高の移籍の一つ。彼のスピードはヘンクのゲームに楽しさをもたらす」
「伊東には付加価値が生まれている」
ベルギー移籍から約2カ月。攻撃を牽引する主軸の1人となり、ヘンクファンも伊東に釘付けのようだ。