「無抵抗な自分にイラついた」 昌子源、神童ムバッペとの“対峙写真”公開で胸中吐露

トゥールーズのDF昌子源【写真:Getty Images】
トゥールーズのDF昌子源【写真:Getty Images】

PSG戦でフル出場もムバッペに決勝点を献上して敗戦「このレベルを知りに来た」

 フランス1部トゥールーズの日本代表DF昌子源が、自身の公式インスタグラムを更新。現地時間3月31日に行われたリーグ第30節パリ・サンジェルマン(PSG)戦(0-1)を振り返り、「世界のトップとの試合。無抵抗な自分にイラついた」と胸中を明かした。

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 3月26日の日本対ボリビア戦後にフランスに戻り、中3日でPSG戦に挑んだ昌子は先発出場。フランス王者はブラジル代表FWネイマール、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ、アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアら主力を欠き、20歳のフランス代表FWキリアン・ムバッペとのマッチアップが注目を集めた。

 トゥールーズはPSG相手に健闘を見せたが、チャンスを生かせずスコアレスのまま試合が推移すると、後半29分にクロスを巧みなトラップで処理したムバッペに決勝ゴールを献上。昌子はゴール前にポジションを取っていたが、ムバッペに寄せる間もなくシュートを決められてしまった。

 昌子は3日に自身のインスタグラムを更新。ムバッペとのマッチアップを含む4枚の写真をアップし、PSG戦を終えての思いを綴った。

「世界のトップとの試合 無抵抗な自分にイラついた けどここで世界のトッププレイヤー相手に縮こまるよりチャレンジしないともったいない。抜かれても色々な事にトライした このレベルを知りに来た。フランスに来てから悔しい思いばかりだが、常にチャレンジ。自信をなくさずこれからも頑張る。常に真剣勝負の世界だが楽しまないともったいない!」

 Jリーグの“常勝軍団”鹿島アントラーズで実績を積んできた昌子も、フランス王者PSGには“差”を感じた様子。しかし、悔しさを滲ませつつもこの経験をバネにすることを誓っており、今後どのような成長曲線を描いてくれるのか、楽しみだ。

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