武藤所属のニューカッスル、FW陣に“110億円補強”? 指揮官が決定力不足を問題視
アーセナルに0-2敗戦、リーグワースト4位の得点力に言及
日本代表FW武藤嘉紀が所属するニューカッスルは、現地時間1日にアーセナルと対戦したが0-2で敗れた。攻撃陣のクオリティー不足を嘆くラファエル・ベニテス監督は大型補強の必要性を改めて主張している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
ニューカッスルは昨夏に、攻撃陣に武藤やベネズエラ代表FWサロモン・ロンドンら選手を補強。しかし、序盤戦は降格圏に沈む時期もあるなど苦戦を強いられた。冬の移籍市場ではクラブレコードの2100万ポンド(約31億円)でパラグアイ代表MFミゲル・アルミロンを補強するなどテコ入れしたが、ここまでチーム総得点はリーグワースト4位(31得点)。ベニテス監督は常々さらなる補強の必要性を叫んでいた。
アーセナル戦も後手に回る試合展開でチャンスを生み出せず。ベニテス監督は特に、相手ゴール前でゴールに結びつけるまでのプレークオリティーに課題を感じているようで、「シーズンを通して言っているが、ファイナルサードの部分は選手の補強に4000〜5000万ポンド(約58億円〜73億円)、あるいは7500万ポンド(約110億円)使えるところだ」と語り、大型補強の必要性を強調した。
ニューカッスルは勝ち点35で14位につけているとはいえ、1試合消化の少ない降格圏の18位カーディフとの勝ち点差は7。決して安心できるポジションではないだけに、ここまで期待外れに終わっている武藤らアタッカー陣の奮起が期待される。
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