“40m快走弾”の南野拓実、現地メディア選定の「週間ベストイレブン」に堂々ノミネート
オーストリア・ウィーン戦で勝ち越し弾をマーク、現地メディアは積極性を高く評価
オーストリア1部ザルツブルクの日本代表MF南野拓実は、現地時間3月31日のリーグ第23節オーストリア・ウィーン戦で勝ち越しゴールを挙げ、5-1の快勝に貢献した。敵陣右サイドを約40メートル駆け上がって奪った今季リーグ戦5得点目は「なんて一撃だ!」と称賛されていたが、現地メディア選出の“週間ベストイレブン”にも堂々選出されている。
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3月の日本代表戦を終えてオーストリアに戻った南野は、31日のオーストリア・ウィーン戦にトップ下で先発出場。前半34分にイスラエル代表FWムナス・ダブールのゴールで先制するも、その7分後にPKで同点に追いつかれて迎えた後半2分だった。
ボールを奪ったザルツブルクは、ノルウェー代表FWフレドリク・グルブランセンの縦パスに南野が右サイドを抜け出し、ドリブルを開始。スピードに乗ってそのまま右45度からペナルティーエリア内に侵入すると、目線でフェイントを入れながら右足を振り抜き、相手GKが反応し切れないほどの強烈なシュートをゴール左隅に突き刺した。
約40メートルを駆け抜けての勝ち越し弾に、ザルツブルク公式ツイッターは「なんて一撃だ! 南野がピッチ半分をドリブルで駆け上がり、冷静すぎるフィニッシュ」と称賛していたが、衛星放送「スカイ・スポーツ」オーストリア版は「今節のベストイレブン」に南野を選出している。
「南野が2-1にするゴールを完成。シュート6本、それを上回ったのはダブールだけだ」
同局はデータ分析会社「オプタ」のデータを基に選出。この日キャリア初の1試合4得点を達成した同僚ダブールに次ぐ積極性を見せた点が評価された。6月には日本代表戦、コパ・アメリカも控えているだけに、さらに調子を上げていきたいところだ。