岡崎同僚のレスターDFに白羽の矢 バルセロナとアトレチコが“72億円超”争奪レースか
イングランド代表の22歳DFチルウェルの獲得を巡ってビッグクラブが本腰
FW岡崎慎司が所属するレスター・シティのイングランド代表DFベン・チルウェルを巡って、バルセロナとアトレチコ・マドリードによる5000万ポンド(約72億3000万円)近い金額の獲得レースが繰り広げられそうだ。英紙「ザ・サン」が報じた。
22歳のチルウェルは、15年にレスターでプロキャリアをスタート。ハダースフィールドへの期限付き移籍を経て、現在はチームの主力SBとしてプレーしている。また世代別代表を経験しながら18年にはA代表でデビュー。着々とステップアップを続けることで、今や欧州のトップクラブも獲得を狙う存在へと成長を遂げた。
シーズン途中から指揮を執るブレンダン・ロジャーズ監督は、来季もクラブの戦力と考えているようだが、このタイミングでチルウェル獲得に本腰を入れそうなのが、スペインの強豪であるバルセロナとアトレチコの2チームだ。両クラブは昨年10月にセビリアで行われたイングランド代表対スペイン代表の試合において、同国代表の勝利に貢献したチルウェルのパフォーマンスを大きく評価。彼を継続的に調査し、先日のチェコ代表との試合にも代表者を派遣している。
アトレチコはフランス代表DFリュカ・エルナンデスがバイエルン・ミュンヘンに移籍することを決断し、元ブラジル代表DFフェリペ・ルイスも高齢化。左SBの後継者を探していたところでチルウェルに白羽の矢が立ったようだ。またバルセロナもスペイン代表DFジョルディ・アルバの後継者として考えていると見られる。
今夏にはマンチェスター・シティが狙っていたとされており、来夏も同様に狙う可能性がある。そうなればビッグクラブによる獲得レースになると英紙は報じている。イングランド期待のSBは、どんな選択をするのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)