「香川のユニフォームが一つの注文で5000枚の売上げ」　代表復帰で売り上げ急上昇

　日本代表MF香川真司は今冬にベジクタシュへ期限付き移籍し、早々にインパクトを残す活躍を披露しているが、チームへの貢献はピッチ内でのパフォーマンスだけではないようだ。現地メディアは「香川のユニフォームが一つの注文で5000枚の売上げ」と報じ、代表復帰による影響力の大きさを強調している。

　ドルトムントでは今季から就任したルシアン・ファブレ監督の下、出番を勝ち取れずにいた香川は、今冬にベジクタシュへの期限付き移籍を決断。リーグ戦6試合出場で3ゴールと早くも結果を残しており、燻っていたプレーの切れ味も再び輝きを取り戻し始めている。新天地での活躍もあり、3月に開催された国際親善試合にロシア・ワールドカップ（W杯）以来となる代表復帰も遂げた。

　充実したシーズンを過ごす香川だが、ピッチ外での貢献も計り知れないようだ。トルコのスポーツ専門メディア「Sporx」は「香川のユニフォームが一つの注文で5000枚の売上げ」と見出しを打って報じ、日本のインターネット関連企業からベジクタシュに対し、香川のユニフォームを5000枚に及ぶオーダーを受けたことを説明しており、「この日本人プレーヤーは売上高ですべての選手を置き去りにした」と驚きを示している。

「香川の代表復帰は、彼のユニフォームの売り上げを可能な限り引き上げた。スターがキャプテンとして日本代表に帰還した際、日本の企業からユニフォームを5000枚受注することになった。利益率も高く、日本からの需要は壮大なものとなっている」

　記事では「現在香川のためだけの商品を生産しようと計画している」とも指摘しており、クラブが“香川フィーバー”の恩恵を盛大に受けていることを綴っていた。今季終了後の去就が不透明な状況にある香川だが、ベジクタシュ側は商業的な側面でも残留を願っているのかもしれない。

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