3位はスター3選手を構想外とした…　2位は若手中心に大躍進中

　3位は、総評価額10億2000万ユーロ（約1272億円）のドイツ。ヨアヒム・レーブ監督は、DFジェローム・ボアテング、DFマッツ・フンメルス、FWトーマス・ミュラーのバイエルンのスーパスター3選手を“構想外”とし、今後の代表活動に招集しない意向を発表したが、それでも10億ユーロ超えを記録した。

　最高額はマンチェスター・シティのMFレロイ・サネで1億ユーロ。MFトニ・クロースが8000万ユーロ、FWティモ・ヴェルナーとMFカイ・ハフェルツがともに6500万ユーロ（約81億円）、MFヨシュア・キミッヒが6000万ユーロ（約74億8000万円）で、FWマルコ・ロイス、MFレオン・ゴレツカ、DFニクラス・ズーレが5000万ユーロ。今回は招集されなかったMFエムレ・ジャン、MFユリアン・ドラクスラーを加えても、大幅に総評価額が変化することはなさそうだ。

　2位は、若手中心に大躍進を遂げているイングランドで総評価額は10億6000万ユーロ（約1322億円）。個人評価額トップ2は、キャプテンのFWハリー・ケインと好調のFWラヒーム・スターリングで、それぞれ1億5000万ユーロ（約187億円）と1億2000万ユーロ（149億7000万円）の“億超え”だった。

　今回のメンバーでは他5選手が5000万ユーロ以上を記録したが、MFデクラン・ライス、FWカラム・ハドソン＝オドイ、DFベン・チルウェルらの評価額も近い将来、さらに上がることになるだろう。