レジェンドに迫るFWジルー、通算35得点で仏代表歴代3位浮上 「次の目標はプラティニ」

フランス代表FWジルー【写真:AP】
フランス代表FWジルー【写真:AP】

アイスランド戦で1ゴール 歴代1位はアンリ氏の51得点、2位はプラティニ氏の41得点

 チェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルーが、現地時間25日に行われた欧州選手権予選のアイスランド戦(4-0)で1ゴールを決め、同代表通算得点記録で歴代3位に浮上した。上を行くのは将軍MFミシェル・プラティニ氏とプレミアリーグ得点王を4度獲得するなどの経歴を持つFWティエリ・アンリ氏のみとなった。

 ホームに進境著しいアイスランドを迎えた世界王者フランスは、前半にDFサミュエル・ウムティティのゴールで先制し、1-0のまま後半に突入。そして迎えた後半23分、右サイドからのクロスにジルーが合わせて、リードを広げた。

 ジルーはこれでフランス代表として89試合出場35得点となった。同国の通算得点ランキングではユベントスなどで活躍したダビド・トレゼゲ氏(34得点)をかわして、単独3位に浮上。2位は72試合41得点のプラティニ氏、1位は123試合51得点のアンリ氏で、ジルーの前を走るのはレジェンド2人のみとなった。

 純粋なストライカーというよりは、正確なポストプレーで味方を生かすプレーに特長があるジルー。派手さはないが、堅実にゴールを重ね、32歳でフランス代表歴代トップ3に名を連ねた。

 フランスメディア「LCI」によれば、ジルーは試合後のミックスゾーンで「これからもランキングを登り続けたい。プラティニ? そうだね。次の目標はプラティニだ」と語り、さらなる記録更新を野望として掲げていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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