吉田麻也も太鼓判のサウサンプトンMF、イングランド代表に追加招集で約2年ぶり復帰

サウサンプトンMFウォード=プラウズが約2年ぶりにイングランド代表に招集された【写真:Getty Images】
サウサンプトンMFウォード=プラウズが約2年ぶりにイングランド代表に招集された【写真:Getty Images】

ウォード=プラウズが初キャップを刻んだ2017年以来の選出

 イングランド代表は今月、2020年欧州選手権(EURO)予選のチェコ戦とモンテネグロ戦に臨む。事前に発表されていたメンバーからマンチェスター・シティのイングランド代表DFジョン・ストーンズら3選手が離脱することが決まり、代わりに日本代表DF吉田麻也もその実力に太鼓判を押すサウサンプトンのMFジェームズ・ウォード=プラウズが追加招集された。

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 ギャレス・サウスゲイト監督は20歳のMFデクラン・ライス(ウェストハム)を初招集するなど、あらかじめ計25名を招集していた。しかし、負傷によりマンチェスター・シティのDFストーンズとMFファビアン・デルフ、チェルシーのMFルベン・ロフタス=チークの3人が招集を辞退した。

 そして追加招集されたのは、ウォード=プラウズただ1人だった。24歳の万能MFは2017年に代表初キャップを刻んだが、それ以降は招集がなく、約2年ぶりの復帰となった。

 今季はサウサンプトンで公式戦22試合6得点をマーク。序盤戦はノーインパクトに終わったものの、直近は11試合連続でスタメン出場と急激に調子を上げている。リーグ戦では2試合連続直接FKを決めており、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏にも比較されるキックの名手としての実力を遺憾なく発揮している。

 その好調ぶりから同僚の日本代表DF吉田も現地メディアの取材で「今の彼は良い時を過ごしている」「代表チームでさらなる経験を積むことを願っているよ」とエールを送っていた。

 23名でEURO予選に臨むイングランドは22日にチェコ、25日にモンテネグロと対戦する。

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