負傷明けの香川が途中出場で決勝弾、歓喜のクラブ公式SNSが香川の写真4枚公開

　MF香川真司が所属するベジクタシュは現地時間10日、リーグ第25節でコンヤスポルと対戦し、3-2と勝利した。鼠径部を負傷して前節欠場の香川は後半30分から途中出場し、後半アディショナルタイムに決勝ゴールを叩き込む活躍を見せたなか、クラブ公式ツイッターが「美しきカガワ」と4枚の連続ショットを公開して称えている。

　試合は前半14分、FWアデム・リャイッチのゴールでベジクタシュが先制。同19分、FWオメル・アリ・シャヒネルに被弾して追いつかれるも、同33分に相手ペナルティーエリア前で獲得したFKをFWブラク・ユルマズが沈め、ベジクタシュが2-1とリードした。香川は後半30分から途中出場したなか、直後に相手FWモリケ・フォファナに同点ゴールを奪われ、2-2と振り出しに戻る。ドロー決着の雰囲気が会場に漂い始めたなか、日本人アタッカーが魅せる。

　後半アディショナルタイム、敵陣でDFアドリアーノがボールをカットすると、こぼれ球を拾った香川がドリブルでペナルティーエリアに侵入。小刻みなタッチをしながら左足を振り抜き、強烈な一撃をゴール右隅に突き刺す。香川が決勝ゴールを挙げ、ベジクタシュが本拠地で3-2と勝利した。

　クラブ公式ツイッターは“主役”の香川を称えるように公式ツイッターで4枚の写真をアップ。それは決勝ゴールを挙げた直後の連続ショットで、歓喜しながら右指を突き上げ、両手を広げて大歓声を浴び、さらに両手を突き出して咆哮を上げている瞬間を捉えたものだ。最後は同僚に囲まれた祝福ショットとなっている。クラブ公式は「美しき香川」と添えた。

　前節は負傷で欠場した香川だが、復帰戦で決勝ゴールと強烈な存在感を放ち、クラブも喜びの投稿をしている。

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