浦和が“今季無得点”に終止符! 槙野&橋岡2発でブリーラムを3-0撃破、ACL白星発進

DF橋岡が2ゴールを挙げた【写真:Getty Images】
DF橋岡が2ゴールを挙げた【写真:Getty Images】

前半は我慢の展開も後半3ゴールで勝利 2年ぶり3度目のアジア王者へ好スタート

 浦和レッズは6日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の初戦、ブリーラム・ユナイテッド(タイ)とのホームゲームに臨み、後半にDF槙野智章とDF橋岡大樹の2ゴールで3-0の勝利を収めた。

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 浦和は今シーズンの開幕から公式戦3試合連続で勝利がなく、無得点も続いている。オズワルド・オリヴェイラ監督は前線にオーストラリア代表FWアンドリュー・ナバウトを起用し、最終ラインの右にはDF森脇良太を今季初めてピッチに、右ウイングバックにはU-20日本代表DF橋岡大樹を起用した。

 立ち上がりから、これまでに比べて動きにキレが見られた浦和は前半9分、左サイドからMF柏木陽介が上げたクロスにナバウトが合わせたもののシュートはクロスバーを越えた。浦和は森脇と橋岡の入った右サイドがこれまでより活性化し、敵陣に入り込んでいく形が増えた。

 同23分には森脇からのパスを受けてFW興梠慎三が反転して左足シュートを放ったものの、ジャストミートはできずに相手GKにセーブされた。これまでよりも好転の兆しを見せた浦和だが、先制点を奪うには至らずに0-0で前半を終えた。

 後半立ち上がりの2分に、浦和は相手のフリーキックがクロスバー直撃というピンチを迎えて冷や汗をかいたが、その3分後に待望の瞬間が訪れる。MF柏木陽介が左コーナーキックを中央に入れると、槙野が頭で叩き込んでチームの今季初ゴールとなる先制点を奪って1-0とリードした。

 ブリーラムは同17分に元マリ代表FWモディボ・マイガを投入して、同点ゴールを狙いにいく姿勢を見せた。そのなかで浦和は同21分にMF長澤和輝のクロスを興梠がドンピシャのヘッドで合わせたがボールはクロスバーを直撃。跳ね返りを再び興梠が左足ボレーで狙ったが、これもわずかに枠を外れてしまった。

 それでも浦和は同30分、オリヴェイラ監督が昨季から“クローザー”として信頼するMF柴戸海の投入を準備したタイミングで貴重な追加点を挙げた。長澤が右足ミドルを放つと、相手GKが弾いたボールを橋岡が蹴り込んだ。昨季のユース昇格から初のACLとなった橋岡が、ACLデビュー戦で初ゴールをマークして2-0とリードを広げた。

 さらに浦和は同43分、途中出場でモンテディオ山形からの加入後、浦和デビューとなったMF汰木康也が左サイドを一気にドリブルで突破すると、切り返しての右足クロスをファーサイドで橋岡が合わせてこの日2点目のゴール。3-0で今季初勝利となり、プレーヤー・オブ・ザ・マッチには2得点の橋岡が選出された。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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