「自分の仕事はゴール」 神戸FWビジャの日本初得点&初勝利に滲む“新エース”の矜持

「チャンスを作っていけば必ず得点は生まれる。ゴールを決める仕事を続けていくだけ」

 神戸はイニエスタ、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキと強力なメンバーを揃えながらも、開幕戦はノーゴールで敗れた。それだけに、ビジャは「勝てたことがチームに自信をもたらす」と喜んだ一方で、自身はシュート5本、チームとしてもシュート13本を放ちながら、1得点に終わったことへの反省も忘れなかった。

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「個人としてもチームとしても、良い感じで適応はできてきている。チャンスはたくさんあったなか、ゴールにできたのは一つだけ。それで勝利をもたらすことができたので良かったけど。自分のキャリアの中でも一番大事なことはチャンスをできるだけ(多く)作ることだと言ってきた。チャンスを作っていけば必ずゴールは生まれる。自分の仕事はゴールを決めることで、それは変わらない。毎試合、その仕事を続けていくだけさ」

 結果でチームを勝利に導く――。ビジャの言葉にはストライカーとしてのプライドが滲み出ていた。今後、イニエスタやポドルスキらとどのようにコンビネーションを高めていくのか、期待は一層膨らむばかりだ。

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