マドリード・ダービーの意外な主役となったのはマンU移籍寸前だった涙の守護神

レアルGKナバスがPKストップの大活躍 1-1ドローに貢献する

 スペインの首都マドリードを本拠地とする両雄、アトレチコ・マドリードとレアル・マドリードによる伝統のマドリード・ダービーが4日に行なわれた。前半9分にレアルFWカリム・ベンゼマが、右サイドバックDFダニ・カルバハルのクロスにヘディングで合わせて今季6点目をゲット。幸先よくスタートしたレアルだったが、終盤の後半38分にアトレチコFWルシアーノ・ビエットに決められ、1-1のドローで試合終了のホイッスルを迎えた。
 この試合のヒーローは、“神”を味方に付けたレアル守護神GKケイラー・ナバスだった。ポルトに移籍した前主将GKイケル・カシージャス(FCポルト)から正GKの座を継いだコスタリカ代表は前半22分にFWアントワーヌ・グリーズマンのPKをセーブし、チームに勝点1をもたらした。開幕から427分間無失点というクラブ史上2位の記録を樹立するなど、好調を持続している
 試合後、地元テレビ局「カナル・プリュス」のインタビューに応じ、試合を振り返った。
「勝ちたかった。僕らは勝利に向かっていたんだ。彼らは守備的だった。僕らのミスを待っていた」

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